新しい季節、自転車で通勤、通学をする方もいるでしょう。
中には、自転車をネットで買う方もいるかもしれません。
ですが、自転車をネットで買う時には注意が必要です。
せっかく買ったのに、自転車に乗ることができない!
ネットで買ったら、あとから凄い金額がかかってしまった!
なんてトラブルも存在します。
今回はネットで自転車を買う時の注意点を紹介しようと思います。
ネットで自転車を買うときの注意点
きちんと整備がされているか?
ホームセンターで自転車を買うと、必ず引き渡す前に「初期整備」というものをおこないます。
各種のネジがきちんとしまっているか、ベルが鳴るか、鍵がかかるか、ライトがきちんと点くか・・・などいうものをすべて点検するんですね。
そして、安全に問題がないことを確認して、お客さんに引き渡します。
ネットで買った自転車の場合、その初期整備がされていない可能性があります。
もっとひどいと、バラバラの状態できたり、一部のパーツが装着されていない状態で送られてきたり、ですね。
初期整備は安全性に直結ので行っていない自転車に乗るのは危険です。
また、何の知識もない方が、見よう見まねで自転車を組み立てて乗るなんてもってのほかです。危険極まりないのでやめましょう。
きちんと整備された自転車が送られてくるか?
まずは、それが、一番気を付けなければいけないことです。
クロスバイク・ロードバイクのデメリットを理解しておく
せっかくネットで買うんだから、かっこいい自転車が欲しい。
そう思って、クロスバイクやロードバイクを候補に選ぶ方もいると思います。
クロスバイクやロードバイクは基本的に高額です。10万円を超えるものも珍しくありませんが、なかには2~3万円台で販売しているものもあります。
「お、これにしようかな・・・」と思うかもしれませんが、ちょっと待った!
クロスバイクやロードバイクは基本的に高額だと書きました。
ですが、安価なものもありますよね。実はそういった車種は、『ルック車』と呼ばれていることが多いです。
『ルック車』とは、見た目をクロスバイクやマウンテンバイクに寄せたもので、走行性能は普通の自転車と変わらない、というものです。
クロスバイクをよく見ればわかると思いますが、カゴ、スタンド、ライト、鍵などが付いてないものが多いです。後はから必要な物だけを付ける仕様になっているからですね。
ルック車は、そういったところもいらんことに踏襲されていて、付属品が付いていないことも多いです。だから安くできる、というのもありますが・・・。
結局、付属品を買っていたら、倍くらいお金がかかったなんとこともめずらしくありません。
お店で頼むと、部品代のほかに工賃がかかるからですね。
クロスバイクやロードバイクを買うなら、きちんとしたメーカー品の最低でも6~8万円くらいのものを選ぶ必要があります。
また、ブレーキなどの消耗品を交換するなども、普通の自転車を比べてお金がかかります。
自転車にお金を掛けれる方でない限り、避けた方が無難です。
防犯登録・TSマークは最寄りの自転車店かホームセンターでつけてもらう
ネットで買うと、防犯登録はつけれません。
防犯登録は、県ごとに値段が違うからです。また、その効力も県だけです。
『通学に使用する自転車は防犯登録とTSマークをつけてもらう』と定めている学校もあります。
つけてもらうためには、最寄りの自転車店、ホームセンターに自転車を持ち込む必要があります。
ちなみにTSマークというのは、自転車につける保険、のようなものです。
こちらは、小さいホームセンターでは行っていない場合があります。
きちんとした免許を持っている人が点検・整備をしなければいけないからですね。
そのため、ホームセンターでは不在どころか、在籍していない場合もあります。
その場合は、自転車店を問い合わせてみましょう。自転車店ですと、免許がないとそもそも開業できません。
防犯登録・TSマークは後々必要となる場合があります。
そのため、ネットで自転車を買う時は、最寄りの自転車店、ホームセンターで防犯登録、TSマークを付けれるか確認をしておきましょう。
おすすめの自転車は『普通』の自転車
通勤・通学で使うなら、やはり普通の自転車がおすすめです。
普通というのは、ファミリーサイクル、シティサイクルと呼ばれている自転車ですね。
これらはカゴやライトなど基本的付属品は大体ついていますし、3~4万円の自転車なら、かなりいい部類に入ります。
パンクに強い自転車もありますし、それから選んでもいいでしょう。
メンテナンスにかかる値段も、クロスバイクなどに比べたら安くすみます。
「だけど見た目が普通過ぎてな」と思うかもしれません。
ですが、見た目をそれっぽく近づけた自転車と、見た目は普通だけど、しっかりした自転車。
どっちがいいかと言われたら、私は後者を勧めます。
普通に見えてもしっかりとした自転車、おすすめですね。