寒い地方の必需品、石油ファンヒーター。
夜間は氷点下を下ることもめずらしく寒い地方は、とてもエアコンだけで冬を乗り切れません。
もちろん、一人暮らしをしていても例外ではないですよ。
ファンヒーターにもいろいろな商品がありますが、私は灯油缶が『9ℓ』のものをおススメします。
理由は簡単です。灯油缶が『18ℓ』が主流なので、一番効率よく使うことができるからです。
灯油タンクが9ℓをすすめる理由
石油ファンヒーターも、性能に応じて様々な値段帯があります。
値段は、だいたい部屋の広さに応じたものによって変わり、12畳用だと一万円ちょっとですが、18畳用だと2万円を超えたり、という感じです。
また、18畳など部屋が広くなれば、石油ファンヒーターも大型になり、灯油のタンクも大きくなります。
石油ファンヒーターの灯油タンクは、だいたい5ℓ、7.2ℓ、9ℓが主流です。
灯油缶のサイズについて
石油ファンヒーターですから、とうぜん、動かすには灯油が必要です。
この灯油はガソリンスタンドやホームセンターなんかで買うわけですが、購入するにはきちんとした灯油缶を用意する必要があります。
その灯油缶、大きさが『10ℓ』『18ℓ』『20ℓ』の三つが主流で、特に売れるのが『18ℓ』ですね。
もし18リットルの灯油缶の場合、9リットルの灯油タンクだと、2回の給油で綺麗に収まるのです。
これが5ℓだと、3回で3リットル余り。
7.2ℓだと2回で、びみょーに余ります。
この余りがですね、灯油タンクに中途半端にしか灯油を入れることができず、後々とても面倒になるんですよ。
そのわずかな灯油を入れに行くのに、寒い思いをする。
しかも、少ししか灯油が入ってないため、すぐに灯油が切れる。
わかりますか? この微妙に嫌な感じ。
ちょっとずつ灯油を使いきれず、余っていく。
また、使いきれなかった灯油も、本来であれば廃棄する方がいいです。
シーズンを超えた灯油は劣化して不良灯油になっている可能性もあります。
これがもっとも石油ファンヒーターを故障させる原因になったりします。
次点では『5ℓ』+灯油缶20ℓがおすすめ
とはいえ、灯油タンクが9ℓのファンヒーターは、値段が高めのものが多いです。
こんな値段のファンヒーター買えないよ、という方もいると思います。
そのため、次点としては、石油ファンヒーターの灯油タンク5ℓに対して灯油缶20ℓの組み合わせがおすすめです。
理由はもちろん、綺麗に使いきれるからです。
ただ、寒い地方だと、石油ファンヒーターを結構な時間つけっぱなしにすることもあります。
5ℓだと、意外と灯油がすぐに切れますから、詰めに行く回数は多くなります。その点は、面倒と言えば面倒です。
まとめ 寒いから灯油を入れる回数を少なめにする
石油ファンヒーターに9ℓの石油タンクのものをおすすめする理由は、単純に、寒いから、灯油を入れる回数を少なくしよう。
灯油を使い切りやすくして、シーズンを持ち越さないようにしよう、という理由からです。
9ℓタンクのファンヒーターは18畳対応などの大きめのものが多いですが、問題ありません。
部屋があったまるのが早くなるだけですし、だいたいのファンヒーターには省エネモードがついているので、それを利用しましょう。
ちなみに、灯油の残量がわかる機能があると更にベストです。
以上です。
長く続く寒い季節。効率よく乗り切っていきましょう。